ユリスパスは頻尿や残尿感の治療薬です。また、神経性頻尿、慢性膀胱炎、慢性前立腺炎の治療にも効果を示します。ユリスパスには膀胱の筋肉を緩めることで膀胱の容量を大きくする作用があり、これにより膀胱の蓄尿量を増やして尿の回数を減らします。
「頻尿」は、一般的に1日の排尿回数が8回以上の場合を頻尿と呼びます。頻尿はさまざまな原因によって起こります。
過活動膀胱…膀胱に尿が充分溜まっていないのに、自分の意思に関わりなく膀胱が収縮して排尿を促すことで起こる頻尿です。
残尿…排尿後も膀胱に尿が残り、これが膀胱に溜まって頻尿となります。
多尿…糖尿病などで、尿量が多くなることで起こる頻尿です。
腫瘍…卵巣腫瘍や膀胱腫瘍などによる頻尿です
尿路感染…尿道や膀胱の感染による頻尿です。
心因性…主に本人の性格や生活環境などによるとされるが、原因は不明です。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
吐き気、下腹部膨満感、腹痛、胃痛、胃部不快感、便秘、下痢、食欲不振、悪心、便秘、下痢、口渇、頭痛、不眠、倦怠感、眠気、頭部のふらつき・しびれ感、めまい、動悸、胸部不快感、熱感、顔面熱感、咽頭部違和感、発疹、かゆみ、疲れ目などの副作用がでる場合があります。まれに重篤な副作用として、アナフィラキシー様症状(冷汗、呼吸困難、じん麻疹、血圧低下、咽頭浮腫など)や、肝機能障害、黄疸が起こる場合があります。
注意事項
※妊娠・授乳中の方、小児は服用しないでください。
※腸閉塞、重度の排尿障害がある方は服用できません。
※緑内障、肝機能障害および既往歴のある方は、服用前に医師にご相談ください。
※以前に薬によるアレルギー症状が出たことのある方は、服用前に医師にご相談ください。
※他の薬剤を服用中の方は、ご使用前に医師にご相談ください。
※服用中に異常があらわれた場合は直ちに服用を中止し、医師にご相談ください。
※お子様の手の届かない場所に保管して下さい。
※直射日光を避け、湿気のない冷暗所に保管して下さい。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。
