※パッケージが変更になりました。21/10/4
ロキソニンは、解熱鎮痛成分を含んでいるので、痛み緩和に速効性があります。その解熱鎮痛成分であるロキソプロフェンナトリウム水和物は、痛みの原因物質であるプロスタグランジンを発生段階からすばやく抑える効果が高いので、鎮痛効果や解熱効果をすぐに実感できるでしょう。
ロキソニンは体内に入ってから、効果を発揮するタイプのお薬です。ですから、強い効果のある薬によくみられる消化器系への副作用の影響をあまり受けることがないので、安心して服用することができます。ただし、そういった消化器系への副作用を予防するという観点から、処方の場合は胃腸薬を併用することもあります。
痛み緩和に広く用いられますから、関節リウマチや腰痛症といった比較的痛みが慢性的に出やすい病状にのみ使われるのではと思われがちですが、日常でも罹りやすい風邪に伴うノドの痛みや炎症による熱などにも使用されるポピュラーなお薬と言えます。
ある程度の安全性はしっかり確認されていますが、持病を持っていたり、喘息やアレルギー体質の方が使用する際は、かかりつけの医師や薬剤師に相談しましょう。
また、服用中は、胃腸や肝臓への副作用を避けるためにも、アルコール摂取は極力控えましょう。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
本剤の服用による副作用で、報告の多いものは、消化器系の不調です。
胃のむかつき、胃の痛み、食欲不振、嘔吐、腹部全体の不快感、といったものがあります。
いずれも重篤なものという報告はほとんどありません。
副作用の状態によっては、使用を中止することで、おさまる症状がほとんどです。
それ以外では、浮腫・むくみといったことや、皮膚疾患(発疹やじんましんなど)もでることがあります。
また、強い眠気に襲われることもあるので、服用後は車の運転や危険な機械操作といった作業は極力控えましょう。
注意事項
ロキソニンを使用する際に、以下の方はかかりつけの医師に相談することをおすすめします。
・脳卒中などの脳血管障害の既往歴のある人
・内臓疾患(肝臓・腎臓・心臓)のある人
・痛風や糖尿病の人、あるいは疑いのある人
・下痢や嘔吐の症状がある人
・副甲状腺系の既往歴のある人
・以前に本剤服用でアレルギー症状が出たことのある人
それ以外でも、不安な持病がある、飲んでいる薬があるという場合も、薬剤師や医師に確認しておきましょう。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。