サジデン点眼薬は、抗アレルギー薬に分類される、「アレルギー性結膜炎」や「花分症」といった、アレルギー症状改善のための点眼薬です。
花粉症等のアレルギー症は、炎症の原因となる炎症物質やヒスタミンの作用を抑えることで、見のかゆみや充血、涙目といった、アレルギー症状を抑えることが出来ます。
この系統の医薬品は、比較的古くからありますが、サジデン点眼薬は、これらに分類される薬の中でも、言わば、草分け的な医薬品と言えます。
サジデン点眼薬は、広い分類で言えば、「抗アレルギー薬」に分類され、いわゆる「第2世代抗ヒスタミン薬」である「ヒスタミンH1拮抗薬」の系統に属する薬です。
第2世代の薬は、いわゆる第1世代に属する「塩酸ジフェンヒドラミン」等の抗ヒスタミン薬に比べ、中枢神経抑制作用で生じる眠気、また、口の渇きや胸やけ等の抗コリン作用といった副作用が少ない薬です。
サジデン点眼薬の特徴は、ステロイド点眼薬ほどの強力な作用はありませんが、その反面、副作用のリスクが非常に低いと言うメリットがある点です。その結果、長期間の使用に対するリスクも大きく軽減できます。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
いわゆる「第2世代抗ヒスタミン薬」は副作用のリスクが殆どないと言われていますが、目の充血、かゆみ、瞼がはれる、しみる等の副作用は考慮しておいた方が良いと思います。
ただ、万一、サジデン点眼液の点眼後、以前と比べて目のかゆみや充血が増すようなことがあれば、直ちに点眼を止めて、医師に相談してください。
注意事項
ザジテン点眼液等のいわゆる「抗ヒスタミン薬」の使用の際は、必ず、手を石鹸で十分に洗い、流水で完全に洗い流してください、点眼時に、容器の一部が瞼やまつ毛に直接触れないように注意してください。
他の目薬と並行して使用する際は、必ず、両者の点眼間隔を5分以上あけてください。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
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