カルデュラ1mgは、血管を収縮させる交感神経の一つα受容体をブロックするお薬です。
最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上になると、高血圧の目安になると言われています。
降圧剤にも、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシン受容体拮抗薬、交感神経遮断薬と種類がありますが、カルデュラは、交感神経遮断薬の部類に入ります。
末梢の血管に働きかけることが出来る上、効果が持続します。
有効成分ドキサゾシンメシル酸塩がα受容体の中でもα1受容体と呼ばれる、中枢と平滑筋に働きかけます。
中枢に働きかけることにより、腸管括約筋、瞳孔散大筋に効きます。
平滑筋は血管の内側にあり、血管を収縮させ血圧をあげる筋肉ですので、ここに働きかける事により、血管の過度の圧迫がなくなり血圧が正常になります。
降圧作用から、本態性高血圧症、褐色細胞腫高血圧症、腎性(じんせい)高血圧症、排尿障害、前立腺肥大に処方されます。
1日1回の服用で効果があります。
脂質代謝やインスリン上昇に影響を及ぼしませんので、糖尿病の方の服用にも向いています。
高血圧から来る二次的疾患(脳卒中、脳梗塞)の予防および治療目的にも向いています。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
肝機能数値上昇、起立性めまい、低血圧、動悸、かすみ目、発疹、胸部圧迫感、しびれ、徐脈、めまい、頭痛、耳鳴、、嘔吐、腹痛、倦怠感、むくみ。
アナフィキラシー反応、筋肉痛、発熱、胆汁うっ滞、体重増加。
重篤な副作用として、意識障害、肝炎、血小板減少、不整脈が挙げられます。
この様な症状が出た場合や、お薬を服用されて改善がみられない場合には、薬剤師さんにご相談されるか、かかりつけのお医者様の診断を受けて下さい。
注意事項
このお薬の服用中はアルコールは厳禁です。
白内障手術を受けていられる方は、瞳孔に影響を与える事がありますので、お控え下さい。。
勃起不全薬の塩酸バルデナフィル水和物、バイアグラの後発薬・クエン酸シルデナフィルとの併用はお控え下さい。
また、他の種類の降圧剤との併用は、医師の指導を仰いでください。
妊娠中・授乳中の方は服用できません。
高齢者の方は、血中濃度が上がりやすいために、一般の服用量より低量からの服用となります。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。