フェルデンは、有効成分ピロキシカムの作用によって、痛みや炎症を速やかに抑える効果が高く、また同時に持続性もある点が人気のある解熱消炎鎮痛剤です。
慢性的な関節リウマチや変形性の関節症、肩関節周囲炎を始め、手術後や抜歯後の消炎鎮痛に、腰痛や首肩の痛みなど日常生活でも様々な場面で出くわしてしまいがちな、あらゆる痛みに対応しています。
また、解熱作用にも効果を発揮するので、急な発熱などに用いることもあります。
フェルデンは、その作用が長く続くというのが大きな特長です。痛みの元になる物質の生成をしっかり抑えるので、その点が持続性アップに繋がっています。
重大な副作用はあまり心配ありませんが、胃腸系に不調を訴える人が多いので、普段から胃腸系に疾患を持ちやすい場合は、注意が必要です。中にはむくみや発疹が現れるばあいもありますが、心配な場合は、使用前にかかりつけの医師や薬剤師に相談しておきましょう。1日1回の服用になりますが、体重や年齢によって摂取する量は若干変わってきます。ただし、いずれの場合でも、最大摂取量は絶対超えないように注意し、症状の改善があまり見られない時は、使用期間は2週間をめどにしましょう。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
本剤は、解熱消炎鎮痛剤として効果を持続させるという特長があります。
重大な副作用の報告はありません。
起こる可能性のある副作用としては胃部に関するものが多く挙げられます。
胃痛、胃もたれ感、腹痛を始め、悪心や嘔吐、それに伴う食欲不振などを訴えることもあります。
連用する場合、あるいは高齢の方の服用には十分な注意が必要になります。
また、薬アレルギーを起こしたことのある方は、事前にかかりつけの医師か薬剤師に相談の上服用してください。
注意事項
本剤は、以前に非ステロイド性消炎鎮痛剤を使用して、なおかつ効果をあまり感じられなかった方に使用することが多い経口薬です。
注意が必要な方は、他の非ステロイド性消炎鎮痛剤を長きにわたり使用していたために、胃腸系に既往歴がある、または、ミソプロストールによる治療を行っているといった場合です。
持病を持っている人、高齢の方、妊娠・授乳中といった方が使用を考える時は、必ず、かかりつけの医師や薬剤師に確認の上、使用するようにしましょう。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。