有効成分ビンボセチンが脳の血流改善をする事で、間接的に脳機能を良くします。
脳梗塞の後遺症及び、脳動脈硬化症の治療薬として処方されます。
ビンポセチンは植物の一種ヴィンカ・マイナー(ツルニチニチ草)葉から抽出した『ビンカミン』という成分を改良したアルカロイド製剤です。
アルカドイド製剤というのは、植物に含まれるアルカリ性の薬用成分の事です。
北米では広く知られ薬局で取り扱われています。
この薬の最大の特徴は、脳の毛細血管にだけ働きかける特徴を持っている事です。
脳の毛細血管の内側にある平滑筋だけ緩め、脳の血液量を増加させ、新陳代謝を高める作用があります。
脳の損傷を受けた部分を毛細血管に血液を積極的に送り込むことで修復します。
全身の血管を交感神経を刺激し、拡張することがないので、急激な血圧降下などの症状に悩まされにくいのも特徴です。
その他にも血小板凝集抑制、赤血球変形能亢進作用により脳機能を改善させます。
これにより血管内で血栓が出来るのが防げます。
最近では、この薬効が記憶力向上や知覚認識力にも役立つことが注目されるようになりました。
視覚や聴覚の向上にもつながるとも言われ、難聴の薬としても処方されているケースもあります。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
副作用が少ない薬とされていますが、稀に以下の様な副作用が出る場合があります。
黄疸(肝臓)頭痛、眠気、めまい、頭痛、眠気、めまい、患部の痺れ、脱力感(神経系)、
発疹、蕁麻疹、そう痒(過敏症)悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、(内臓系)、
顔面潮紅、のぼせ感、(循環器)白血球減少、(血液)BUN上昇、(腎臓)倦怠感など。
この様な副作用が見られた場合、担当の医師及び薬剤師にご相談下さい。
併用するお薬がある場合も医師にご相談下さい。
注意事項
以下の方は、このお薬を服用できません、ご注意下さい。
妊婦の方、もしくは、授乳中の方。
頭蓋内出血後、止血が完成していないと見られる患者。
以下の方は慎重投与になります、ご注意下さい。
高度の徐脈の方、高齢者の方(血中濃度が上がりやすくなります)
深刻な副作用はないと報告されていますが、低血圧、心悸昂進が副作用にあります。
他のお薬と併用される方は、前もって担当の医師及び薬剤師とご相談の上、服用をお願い致します。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。