モービック7.5mgは、慢性的な関節リウマチの治療薬として知られています。炎症による痛みや腫れを鎮める非ステロイド系の消炎・鎮痛剤なので、関節リウマチ以外でも、変形性関節症や腰痛症、肩関節周囲炎といった症状でも使用されます。
関節リウマチは、最近の病気ではありませんが、根本的な完治に向けての治療法は、残念ながらいまだに解明されてはいません。
免疫機能の異常とウイルス感染によるものということは分かっていますが、そのメカニズムは不明です。
また、関節リウマチの患者のほとんどは、30代から50代の女性です。
関節リウマチの主な症状として、全身の倦怠感や食欲不振などもありますが、微熱が続くこともあり、関節周りの髄膜に炎症が起きます。そうなると、関節周りは炎症で腫れてしまい、同時に辛い痛みを発症してしまうのです。
根本的な治療法が確立されていないため、症状が進行してしまうと、関節が変形してきて、更なる痛みを伴ってしまいます。
モービック7.5mgは、そういった関節リウマチを完治することはできませんが、炎症による腫れや痛みを軽減し緩和してくれるので、辛い症状には効果を発揮してくれます。
用法
本剤のご使用にあたりましては、医師や薬剤師の管理・指導の下で適切な使用をお願い致します。
副作用
本剤は、重篤な副作用の報告はほとんどありません。
副作用として挙げられる症状は、胃痛、腹痛、吐き気、食欲不振など消化器系の不調です。
その他では発疹、蕁麻疹、むくみ、血圧上昇、肝機能・腎機能の低下などもあります。
高齢の方や長期服用の方の場合、まれに症状が悪化することもありますから、定期的に胃や肝臓・腎臓の検査を受けるなどして、服用に際しては医師の指示に従うようにしてください。
注意事項
本剤を服用する場合、胃腸や腎臓・肝臓に持病や既往歴がある方は、医師や薬剤師に相談しておきましょう。
また、喘息やアレルギーがあるときも注意が必要です。
特に、鎮痛薬や解熱薬で喘息の発作を過去に起こしたことのある、アスピリン喘息の場合は、服用を避けてください。
胃への負担を考え、空腹時は避け、食後に服用するようにしましょう。その時はできるだけ時間を空けずに、多めの水分で摂取してください。
◆本剤は国内では医師の処方を必要とする【要指示薬】です。本剤の説明文は英文の能書を翻訳したものであり、使用方法等が日本の医療従事者の見解 と異なる場合がありますのでご留意ください。
◆輸入医薬品はご自身の責任の上で、他者に譲渡せずご自身にてご使用ください。
◆詳細は掛かり付けの医師または薬剤師にご相談ください。
◆弊社ではどのような責任も受けかねますのでご了承ください。